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from mimori 2005

2005年12月28日 晴れ

とうとうやってきたチャリティー・コンサート”Dream chain”の日。仙台!でつながっている、さとう宗幸さん、中村雅俊さん、稲垣潤一さん、小柴大造さんと司会の小川もこさんといっしょに、広瀬川のほとりにある市民会館で、ゴージャスで賑やかで時にはシックになつかしさもいっぱい、そんなそんなすてきなステージとなりました。会場の入り口あたりからきれいに見える光のページェントが、お祝いしてくれているようだった。

”青葉城恋唄”を宗さんのギターとわたしのピアノで二人で歌ったり、デュエットや全員でのセッションなどもたくさん、全部で30曲、3時間半!!楽しかった。クリス・ロードのために作った曲、”いつも同じ瞳”を久しぶりに(たぶん10年ぶりくらい?)歌ったら反応がとてもあって、仙台の街ゆく人々の中でこの曲が今も自然に受けとめられていることがわかった。

生まれた街で、こんなふうにコンサートができるなんて。。。来年もやろうね!と、もう盛り上がっています。みんな今日はありがとう。また来てくださいね!

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2005年12月25日 晴れ

クリスマスの今日は、三原市でコンサートでした。会場のまわりは雪があって、クリスマスらしいクリスマス。楽屋に入るとテーブルの上に小さな雪だるまが!メイクするのが楽しかった。スタッフの方々には、いろいろとこまやかな心配りをしていただいていい時間をありがとうございました!

久しぶりに”きよしこの夜”をアカペラで歌ったら、ほんとうにクリスマスを実感して、やっぱりこの日に歌ううたなのだな、とあらためて思った。選曲も、今日に合わせてみましたが、みんながじっくりと聞いてくれているが伝わってきました。よかった。

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2005年12月19日 晴れ

朝からずっと詩をつめている。

天気が良いので、ふらっと息抜きにchayaのアーモンドのケーキ。
富士山がきれいに見えた。
ラッキー!
風が吹いてもOK!ってかんじでマイペースに昼寝するネコをしばし眺める。

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2005年12月11日 晴れ

11年ぶりに今堀君と沖山君と音をだす。すばらしいその響きに、じーんとする。多くを語らずとも、みんなのその間の時間をふうっと感じるようだった。こんなふうにまた会えるなんて、仕事を続けてきてよかった。ちょっとおおげさ?でも続けてこないと感じられなかった気持ち。

その後、ずっとお世話になっている整体の先生のところへ。先生に会うだけで、もうほぐれてゆくよう。ほがらかな雰囲気で、的確にアドバイスしてくれる。支えられている。ほっとする。

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2005年12月1日 晴れ

ボンボニエールが終わって、あっという間にレコーディングの日々が戻ってきた。とにかく音楽している毎日ということに変わりはないけれど。

そんななか、なんとなくどさくさにまぎれるように(!?)今日は、自転車を買いに行った。よく知らない街で試し乗りしている自分が、なんだかおかしくてあまりに非日常すぎてワープしているようだった。1ヶ月で届くらしい。

その後久しぶりによしみちゃんとブラッドと合流してごはん。イタリアンをおもいっきり食べながら、よしみちゃんの新しい作品を見せてもらい、きらきらしているその世界にときめく!そしてBradが作った本を、メッセージつきでいただいた。二人とおしゃべりしていると、それは場所だけにとどまらずスケール感が大きくて、気持ちがおおらかになる。ほんとに楽しい時間だった。楽ーになっている自分がいた。

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2005年11月23日 晴れのち雨

札幌時計台のコンサート。はじめてここで歌ったときは文さんと寺師君と一緒だった。2回目の今日はひとり。

時計台が持っているふくよかな気配に守られながら歌うことができた。一曲づつ、情景が浮かんできたり懐かしい人を思ったり、心がじんわりとした。”春の雨”を歌い終えようとしたとき、外からほんとうの雨音が聞こえてきて映画の中にいるような、夢を見ているような。ドラマチックなコンサートになったと思う。もうすっかり寒い札幌で、三角屋根の天井に声を響かせながらみんなの笑顔がうれしかった。天気も味方してくれて。

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2005年11月18日 晴れ

越後湯沢で一瞬見えた山々の木々はすっかり秋色で遠くのほうにはうっすらと雪も積もっていた。上越新幹線は長いトンネルがたくさんある。抜けるとあたり一面霧が立ちこめていたり幻想的な景色がふいに目に飛び込んでくる。

久しぶりに訪れた新潟は、Gioia Miaというお店でのコンサート。スタッフの方々にリハーサルからいろいろと協力していただいて、いい雰囲気のステージとなりました。客席が近く、みんながどんなふうに聞いてくれているのかも伝わってくるようだった。いらしていただいてありがとう!

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2005年11月12日 晴れ

楽屋でリップクリームを塗ろうとしたらリップクリームが折れちゃうっていうハプニングがあってみんなでどきどきびっくりしたりしていたけど、大阪ハッチのコンサートは無事に終わってほっとしています。会場が大きかったのでいつもと違う空間も感じつつ進めてゆくうちに、溶け込んでゆくようだった。

みんな来てくれてありがとう。楽しんでもらえた?大阪でおしゃべりするのはちょっと緊張するけど、笑ってくれるととりわけうれしい。


大阪っておもしろい看板が多い!これは柿なの?


すばらしい盛り上がりを見せた打ち上げ。

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2005年11月11日 くもりのち雨

ボンボニエールも後半へ。煉瓦の壁と木の床の金沢市民芸術村音楽工房。ツアーの雰囲気を守り立ててくれる会場で、くつろいだ雰囲気のコンサートになった。声を響かせるのが楽しかった。

川のある街は、やっぱり落ち着くし、金沢は親しい友達が住んでいて、時々遊びに行っていたので懐かしい場所でもある。またここで歌うことができてうれしかった。今日は雨の中、足を運んでいただいてありがとう。


右が、はじめていただいた金沢野菜の金時草。きれいななまえ。左は、治部煮。


1週間前に解禁になったというこうばこ蟹。ラッキー!

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2005年11月5日 秋晴れ

今日はほんとに良いお天気で、少し外を歩くだけでこの季節の心地よさを充分に楽しめるようだった。

そんなお天気と呼応するように、名古屋のクアトロはなんだかとても清々しくいい雰囲気のライブになった。こういう空気を会場で味わえるのは、ミュージシャンになってよかった、とじんわり思えるすてきなことだ。ピアノと歌だけのこのツアーは、感じることがいっぱいでその場所その場所で、心におみやげを幾つももらって、それを味わってまた次の旅に向かうのだと思う。みんなありがとう。

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2005年11月3日 晴れ

久しぶりの広島に着いて、デビューの頃からお世話になっているスタッフの方にやっぱり久しぶりにお会いして車の中から街を眺めつつ話していたら、忘れていた記憶のカケラがいろいろと甦ってきた。喚起される時間。

広島のクアトロは、”待っていたんだよ”と言ってくれているのが伝わってくるような雰囲気。女の子達が元気で、リアクションがよく見えてうれしくなった。
みんな来てくれてありがとう。また来月、三原市でね!

広島に来たらやっぱりこれ。
むさしのお弁当は、おいしくてなごむかんじ。

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2005年10月29日 晴れ

bonbonniere3日目、福岡。やっとこのツアーのかたちが見えてきた。ピアノの音に耳がいくようになった。 福岡で歌うのは楽しい。いつもはればれとした気持ちになれるから。きっとそういうのもあってなんだかMCも、いい調子だった。今日いらしていただいたみなさま、ありがとう!またきっと来年も福岡で歌いたいな。

打ち上げは、博多名物のおいしいものと”クロ”にちなんで、”山ねこ”っていう焼酎を飲みました。すっきりおいしかった。スタッフの男性陣はメニューに載っていない”ぎんてき”(どう書くのか聞くのを忘れた)っていうのを、みんなおいしそうに飲んでた。スタッフのみなさま、お疲れさまでした!


屋台をやるかも、と言っている友人Fにぜひこんなのやってもらいたい!


はじめての味、ごまさば!新鮮じゃないと作れないそう。おいしかった!


きゃー、なんてすてきな味!写真もかわいく撮れてうれし。

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2005年10月27日 くもりのち晴れ

ステージの赤い緞帳が”おかえり”といってくれているような、仙台シルバーセンターでのbonbonniere2日目。会場のそばのマンションのところに1本だけあった木も赤く紅葉していました。 ステージが始まってすぐ、静けさの中で、間奏でポーンとピアノを鳴らしている時に”あぁ、このかんじ、仙台だなぁ”と、その場の空気にじわっと懐かしい気持ちになりました。静けさの中に含まれている、優しくてとうめいなもの。心のなかを0にする、何か。そして引き締めてもくれるもの。 じわじわといい雰囲気になって、楽しかったー。”青空”みんな歌ってくれてありがとう!今年は年末にまた仙台でお会いしましょう!

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2005年10月23日 晴れ

今日はソラミミ倶楽部の集いでした。昨日と同じ場所だけど、雰囲気がまたまったく違う趣きになりました。映像は楽しんでもらえましたか?ミニライブでは、ゆったり歌うことができたし、松岡モトキさんがゲストに来てくれて、久しぶりにセッションできて楽しかった。同じ頃デビューだった彼とは、どこか同志みたいなところもあるし、リラックスしたいいノリになった。

みんなの応援で、元気が出てきます。ソラミミストのみなさま、いつもほんとうにありがとう。

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2005年10月22日 雨 すこし

bonbonniere(ボンボニエール)の初日。とうとう始まった。ピアノの弾き語りは、歌と、お客さんと、自分とすぐそばで向き合うこと。あたらしいはじまりのようなツアーになりそう。今日来てくれたみんな、ありがとう。きっとここをスタートにするよ。

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2005年10月19日 くもりのち晴れ

今日は朝から調律の方が調整に来てくださったのから始まって、なんだかたたみかけるような一日だった。たくさんの人に会った。いろんな場所に行った。とても長い一日って、終わり頃には最初の出来事が昨日のことのような、遠くーに思えたりする。

今日のシメは、稲垣さんと小柴さんと打ち合わせを兼ねてうなぎやさんへ。稲垣さんの知り合いの方がやっているお店で、うなぎの他にもいろいろと小皿料理が充実。柿と長芋を和えたさっぱりな季節の一皿もあったりしてうれしい。ほっとしながら、ゆっくり話せた。コンサートのイベントで、こんなふうに丁寧に作ってゆけるのはめずらしい。12月のコンサートは、仙台ならではのスペシャルなものになりそう。

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2005年10月17日 雨 しとしと

雨の日はきらいではないけれど傘を持つので、リハーサルの今日とかは、ただでさえ荷物が多くなるから移動のたびに忘れ物をしてしまいそうで、少しドキドキする。音を出すのはほんとうに私ひとりなのね、と実感のリハ。でも、気心の知れたスタッフ・チームでうたう!っていうときと、休憩!のなごみタイムの緩急がいい時間の流れ。こういうことがしあわせだな、と思う。

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2005年9月18日 晴れ お月見

Rie fuのコンサートへ。フレッシュで、こころ落ち着くいい声。歌ったりおしゃべりしたりする彼女の自然な雰囲気をお客さんがとても楽しんでいた。鹿島さん、上田さん、清水さん達がサポートしていて気持ちの伝わる音で、世界を守り立ててた。楽屋裏のベンチでみんなと会う。ドラムのchakoちゃんにも会えてラッキー。

その後、友達の大工さんが棟梁になったお祝いパーティに顔を出す。着いた頃には、みんなもうすでにいいかんじ。さりげなくお祝いしてるその場の空気は、月明かりがベランダから射していてますます心地よい。体に気をつけて、いい仕事をしてほしい。どやえちゃんが作ってくれたデザート、ココナッツミルクの白玉ぜんざいでお月見の夜も更けていった。ちょっと白玉づいている!

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2005年9月14日 晴れ

今日も一日歌っていた。途中で寺田創一君がふらっとやってくる。彼は今日ラジオに出るらしく、AMのDJのひとはテンポがはやいからついていけるだろうか、と心配していたけど、きっとバッチリだったことと思う。寺田君はやっぱりおもしろいもん。会うと、いつも楽しくなってしまう。桜吹雪を撒くひと。わたしのことを”あねさん!”と呼ぶひと。

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2005年9月13日 晴れ 残暑きびしく

ミルクホールでクリーム白玉ぜんざい。これだけで、もうすごくいい響き。漆喰の壁、夢二の絵、ほの暗いあかりのなかで冷たいアイスクリームと常温のぜんざい、あたたかい白玉が渾然一体となって、集中してた心をゆるめてくれる。ほっとしたいときは、やっぱり和菓子。

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2005年9月12日 晴れ

歌う、ひたすら歌う。

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2005年9月5日 くもりときどきあめ

仙台に帰って、初めて記者会見というものに参加しました。年末に、宮城に縁のあるミュージシャンが集ってチャリティーコンサートをするのです。小、中学校に眠っている壊れた楽器をなおして、また子ども達に使ってもらうために役立てます。そのお披露目の会でした。続けてゆきたいね、という思いも込めた第一回目に参加できることになってうれしい。いつか仙台で恩返しができたら、という気持ちも募っていましたから。中村雅俊さん(今日は欠席されました)、さとう宗幸さん、稲垣潤一さん、小柴大造さんと私、というメンバー。みんなで話していると、どんどん繋がってゆく人の輪に、やっぱり地元!だなと、実感。楽しい予感。

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2005年8月29日 晴れ

今日もピアノを、一日弾いてました。調律の方にもお会いすることが出来て短い時間の中でも、ものすごくこのピアノを敬愛されているというのが伝わってきて、あぁ、やっぱり!という納得の気持ちと、とてもうれしい気持ちになった。

もう8月も、あと少し。9月はこの流れとともに、ツアーの準備も。そして、10月は久しぶりの全国ツアー。しかも初の弾き語りツアー。みんなに会えるのを楽しみにしています。

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2005年8月25日 台風

スタジオでピアノを弾く。ポロンと鳴らしてみると、トーン!と響く素直な音。使い込まれたピアノの、風が吹くようないい音。調律がすばらしい。どの音を弾いてみても、ひとつの音楽になる。そしてその後、エンジニアの中林さんがマイクを通して、目指す音を作ってくれた。もう、バッチリ!!な音に、ゆったりとした曲だったのでコードを押さえるたびに、うっとり。響きを楽しみつつ弾いていたら、あっという間に録れた。テストで録った後の、テイク1でした。夢のような時間。

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2005年8月17日 晴れ

”レコーディング順調?息抜きにドウ?”と本間さんから誘われて、サッカーA代表の日本×イラン戦を見に行く。久しぶりの競技場は、あつーい空気で良かった。いろんなパターンの応援が、瞬時に変わってゆく。本間さん曰く”4拍子も5拍子もあったよねー”誰がきっかけを出してるのか、最後までわからなかったけど自然にチャチャンチャチャンチャン、とかわたしも手拍子した。

競技場で全体を見ていると、一瞬ある場所がスローモーションに見えるような時がたまにある。遠くからなのに、その時だけは選手がくっきりと大きく見える。今回は、加地のシュートの時、中沢のゴール前、大黒のドリブルでそれを感じた。印象的なシーン。

すごくいい試合だったし、勝った!試合後にジーコと川淵キャプテンがワールド・カップへの意気込みを語って、さわやかな始まりの空気が会場にあふれ、ここにいられたことがうれしい、と思えた一日でした。

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2005年8月16日 晴れ

おーなり由子さんと打ち合わせ。その後、久しぶりにお茶を飲みに行く。しっかり打ち合わせの後は、ゆったりくつろいでいい時間だった。少し買い物もして、ふらっと入ったお店で知り合いの人の焼き物を見つけたり。楽しいことがいろいろと。

二人で色違いのTシャツを買う。

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2005年8月15日 晴れ

レコーディングの日々。
ぴりりっと、そしてふわっと、
波に乗るように作っています。
瞬発力も持久力も必要ー。
スタジオが始まっちゃうと、
昼も夜もなくなるような、
どこか青い世界へ飛ぶような。。。

今日は、鹿島さんがギターも弾いてくれて
ミニマルで心地よい音。
スタジオはすごくいいムード。
みんなありがとう。

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2005年8月9日 晴れ

やっぱり、花火は好きだな。

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2005年8月5日 晴れ

レコーディングが始まりました。今日は、リズム録り。鹿島さん、楠さん、西海さん、わたしでちゃくちゃくと、じっくりと録音しました。今回は、何かとても新鮮な空気が流れております。


超話題!西海さんのスタジャン!CHAKURIKIって何?その文字の下はボクシングしてる人が刺繍されていて。


初登場!エンジニアの甲斐さん。&kusuchan&奥に鹿島さん。

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2005年8月3日 晴れ

レコーディングのためのリハーサル。夏真っ盛りの海のまちから、スタジオに行くのはワープするようなおもしろさ。

今日は、鎌倉&淡い恋をイメージした音作りもあり、そこはかとなく海風が吹く、そんな雰囲気も。鹿島さんとやりとりしてきたことを、みんなで広げてゆく。上田さんも来てくれてますますいい音。西海さんのビーサンの鼻緒のオレンジ色にときめいたり。くすちゃんとたあいもない話でほっとしたり。

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2005年7月25日 くもり

そしてまた、山吹色。

スイカといえば、赤!もしくは黄色!ですが今年はオレンジ色ができたそうで、めずらしいそのオレンジ色のスイカを水上氏が送ってくれました。光るようにきれいな色。大きなスイカ、切り分けて友達達とみんなでサクサクっといただきました。すごく甘くておいしかった。

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2005年7月23日 晴れ

カラー・セラピーがあるくらいだから、やっぱり色にもなごませてくれたり元気をくれる、魔法みたいなものがあると思う。

今の私のラッキー・カラーは、山吹色。今年のはじめに京都で見つけたマリメッコのバックは、白地に大きな山吹色のいびつな丸が並ぶ模様。そのバックを持っていると、なんとなく嬉しくてその模様が目に入るたびにワクワクしてくる。マリメッコが人気者なのも、きっとこういう気持ちを呼ぶからなのだな、とも思った。

”ブーゲンビリア”まで制作担当で、一緒に仕事をしていた渡邊さんから、カラスミが届いた。”何か滋養のあるものでも送るわ!”と言ってくれてたんだけど、開けてびっくり!カラスミ大好き!スコットランドのレコーディング風景や、涼しかった風、シャンパンが好きな彼女と、飲んで笑いっぱなしで盛り上がったことなど、いろいろと思い出した。いくつも山を越えて、ともに作ったアルバムたち。カラスミを眺めながら、なんだかとても元気になった。これもまた、山吹色。


通りかかった花屋さんでみつけた、タマゴピンクのマトリカリア

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2005年7月20日 晴れ

梅雨明けしましたね。ちょっとがんばりすぎたのか、体調を崩してしまっておとなしくしていました。梅雨明けとともに、あげてこう!ってかんじです。

この季節、体調キープがむずかしかったりもしますよね。ゆるゆるする時間も持って、楽しい夏にしましょう。今年の夏は、なんかいい予感がするんだな。

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2005年6月14日 晴れ

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団の”ネフェス”を見る。ピナの作品を見ていつも思うのは、大人の舞踏ということ。確かな裏付けを持つ心、体、踊り。一見抽象的にも見えるステージだけれど、一度その魅力にさらわれると観客はその舞台に様々な”日常”を見ることができる。

ダンサーがかなり入れ替わっていたようで、”前に踊っていたあの人は今どうしているのかな”と思う人が、思い返せば何人もいて、その印象の強さをとても感じた。もちろん今日踊っていたダンサー達もすてきだったんだけど。それだけピナの作品に出演するダンサーは一人一人が光を放つように個性的。そしてそれぞれの魅力を生かしてひとつにまとめてゆくピナ・バウシュのコリオグラファーというかプロデューサーとしてのすばらしさを実感した。

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2005年6月6日 晴れ、初夏みたいに

”KINGDOM OF HEAVEN”を見る。12世紀末のエルサレムとサラセンの戦いの物語。今の時代にも続く歴史を、少しでも理解できるようにストーリーに置いてかれないようにのめり込むように見た。2時間半の大作に、最後までスクリーンから目を離すことはなくさすがはリドリー・スコットと思わせられる作品。人の心の在り方や、強さと優しさという、人としての普遍的な正義感をあらためて感じさせてくれる映画だった。

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2005年6月4日 晴れ

デモ・テープを録る。
弾いて歌って、歌って弾いて。

その後、本間さんとヤキトリ。
ガンガン食べて、ガンガン話す。
それでもまだ、話したりない。

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2005年5月28日 晴れ

蜷川有紀さんの映画”バラメラバ”を見に行く。15分の短編映画の中に、色彩と官能、そしてある種の心地よい軽さを秘めた世界が描かれていた。主人公の女性が言った一言、”ワンダフル・・・”といういつもは身近な言葉が、こんなにも爽快感を持って印象深く響いたのははじめてだった。

同時上映された特殊メイキャップ・アーティストのレイコ・クルックさんの作品”炎”も、現代舞踏を見るようなしなやかさと、凝縮された8分間の世界。 どちらも、大人の女性が作られた粋な作品。”バラメラバ”の音楽は白井良明さんで、炸裂ギターにうれしくなった。

短編映画って、いいな。

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2005年5月26日 晴れ

4,5日前に”マツリカの花が咲き始めたので見に来て!”というメールを友達からもらっていて、今日やっと夕暮れ間際に見に行けた。”色のグラデーションがイカシテル”という言葉どうり、むらさきから白への微妙な色の花が見事にたくさん咲いていた。ほんとに、イカシテタ。香りもはなやかではっきりとしていて。なんだかいい夕暮れ時。木の前で、しばしおしゃべり。植物談議。その後、お手製のスコーンと紅茶をいただいて、ロンドンを思い出した。

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2005年5月12日 晴れときどき曇り

あっという間に、日がぽろぽろ、ぽろぽろと過ぎてゆく。昨日、外間さんと電話で話していて、”バタバタしてるんでしょ?日記も更新されてないしなぁ”ということで(というわけでもないのだけど)、upするタイミングを逃してしまった、少し前に撮った写真を載せてみることにしました。

友達と、マロとお散歩。浜にいると、小さいマロがもっと小さく見えてゴムマリみたいに弾けながら、どんどん遠くへ行ってしまう。名前を呼んでみても、ちっとも来る気配がなくて遊んでる。でも、こちらがあきらめかけた頃、ちゃんと走ってやってくる。やっぱり、耳がいいねぇ。

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2005年4月20日 晴れ

ブラック・ベルベッツのライブにゲスト参加のため福岡へ。朝、また強い地震があったのですが、ライブは無事に行われました。

ムード音楽を中心にスタンダードなナンバーを、すてきなアレンジでライブを繰り広げるブラック・ベルベッツ。メンバーのチャーミングなお人柄もそのまま音になっていて、とっても楽しいステージとなりました。初めての共演でしたが、すーっと同じ船に乗り込んで波に揺られているようなナチュラルな雰囲気が心地よく、きっとお客さまにもそれは伝わったことと思います。

初めてのブルーノートでスタッフの方達に暖かく迎えていただいたり、久しぶりにお会いできた方々や、会いたかった友達が見に来てくれたり”九州に来たんだなー”と実感する充実の福岡dayとなりました。


”1ステージ目を終えて。”


”お魚のかたちのパイ。シェフが切り分けてくれました。”


”スズキとホタテのムースをパイで包んで焼いたお料理。ソースがまたおいしかった!”


”右から、ヲノさん、テラシィイ、ともさん、くにさん、ミモ、そしてDJの敷島親方!”

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2005年4月13日 雨

NHKで、ピアノ曲のレコーディング。いい雰囲気のなか、集中して4テイク。
今日は、また急にとても寒かったのだけど流れに乗って録音できたことで、あたたかくなれた。

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2005年4月5日 晴れ

ブラック・ベルベッツのリハーサル。お久しぶり、のひとも、初めまして、のひとも。でも、なんだかあっという間になじませてもらう。たのしい!うれしい!おもしろい!明るくて、スコンと抜けてて刺激的。そして、moody&movie。福岡blue note楽しみー!

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2005年4月1日 晴れ

大好きな黄色のフリージアを友達からもらった。
小さなカードといっしょに。
今日は、わたしのデビューの日だった。
うれしかった。

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2005年3月20日 晴れ

友達の家で宇宙食パーティなるものが開かれて、およばれ。宇宙をイメージする、もしくは宇宙に行ったときに食べるようなものということで、テーブルには透明だったり、粉末だったり、フルフルしてたりふしぎなたべものが並んだ。コンサートを終えて、フワーッとしている気分がますます宙に浮くような夜だった。

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2005年3月19日 晴れ

今日はcafe mimoの最終日でした。今年も賑々しく無事に終えることができました。みなさま、ありがとうございました。cafe mimoは3日間ともメニューが違うし、よけい毎回真新しい気持ちでステージに立ちます。発見も多く、刺激的。きっと、お客さんも何が始まるのかとドキドキするところがあるかもしれませんね。

初日ゲストの中西さんとのセッションはキラキラ明るくてそれとともに、感慨深いものがありました。デビューの頃からこうして今も一緒に音楽を作っている!っていう実感がすごくうれしかった。栗原さんと”合歓の木陰で”を演奏しているとき、ナイトノイズとのセッションも一緒に頭の中で響くようなかんじと、栗原さんの新しい響きが相まってとても新鮮でした。トークも、ウケてましたね。最終日の北原さんは、ライブで一緒に鳴っている感、と言ったらいいのかな、そんな音の波を感じさせてくれます。トロンボーン、きれいな音だったー。しかもピンク色のトロンボーン。楽しかった!

5年続けてオープンすることができたcafe mimo。
みんなほんとうにありがとう!!

初日

ヴァイオリンの中西俊博さんと。

中日

栗コーダーカルテットのリコーダー栗原正己さんと。

千秋楽

東京スカパラダイスオーケストラのトロンボーン北原雅彦さんと。

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2005年3月12日 晴れのち強風

中日の今日も、無事に終わりました。春の足音とともに、お茶の香りも際立ってくるcafe mimo。いらしていただいて、ありがとうございました。ラストは、19日。

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2005年3月6日 くもり

今年も、cafe mimo無事にオープンしました!いらしていただいたみなさま、今日はありがとう。次は、12日!

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2005年3月4日 雪のちくもり

寒さも、あと少し。。。

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2005年2月28日 晴れ

今日もリハーサル。cafe mimo初日ゲストの、ヴァイオリンの中西俊博さんにも来ていただいて、じっくり充実のリハでした。中西さんは、新しい音に向かう探究心が少年のようなナチュラルさで、一緒に音楽していてほんとに楽しい!しかも、おしゃべりはとってもおもしろくて!よく笑った!

デビューしてわりとすぐの頃に、パルコ劇場で6episodesというコンサートで、バンマスとして大活躍してもらって以来のおつきあい。その後、日比谷の野音でのコンサートもあったり、印象に残るステージばかり。今回は、久しぶりの共演です。今日のリハーサルで、当日がもっと楽しみになりました。

 

スタジオ風景。。。

ベードラの下の20世紀梨の箱が。。ステキ。。。


yeah-!fukuda-sann!


かわいいマシーン!

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2005年2月23日 くもり ときどき晴れ

春一番がやってきた。こんな大風で、海もぐしゃぐしゃなのにウインド・サーフィンしてる人が!!なぜー?すごすぎる。。。

誕生日のお祝いメールやカードなどなどいただきました。贈ってくださったみなさま、どうもありがとう。新たな気持ちで、はりきってまいります。

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2005年2月17日 くもり

リハーサルのスタジオに行ったら、西海さんがインフルエンザの終わりかけで、マスクをしていた。そして一日、みんなでマスクしながらリハした。楠さんのは最新?で、中にしっとりするミント味のブルーのシートがついていて話すたびに、それがだんだん下がってきて、何度も何度も落としていた。ひらひら、ひらひらと。そのたびに楠さんは”チクショー!”と言いながらもうれしそうに(私にはそう見えた)拾っていて、なんだかウケた。


エアコンの風の角度を確認する西海さん。


休憩の時。みんなでお茶を買いに。


マスク隊のみなさん(+ミモ)。

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2005年2月15日 晴れ

キャサリンのところに行ったら”今日はシャンパンでも、どう?”と言われてモエの小瓶を一本ずつとオリーブを出してくれた。”もうすぐ誕生日でしょ?思い出した”という言葉に頭の中がじわーんとほどけてゆくようだった。”エー!”っとびっくりしながら。うれしすぎて、体温が少し上がったのかもしれない。まだ明るかったし、あたたかい部屋で”カンパイ!”とお祝いしてもらい、シャンパンを一口飲んだら、スーっと一気に体に染み渡った。そして、気が楽になった。

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2005年2月13日 うっすらと晴れ

ポストまで歩いていると向こうからリスが、塀の上をやってきた。リスのテンポは速い。あっという間に、私の前まで来てリスは急に立ち止まり、バッチリ目が合ってしばらく見つめあってしまった。その塀はちょうど、私の目の高さだったから。

そんな間近で、リスといるのは初めてだったしどうしたらいいのか迷って、そのまま時が過ぎた。長く感じたけれど、その時間はきっと、2秒くらいだったのだと思う。そしてリスは、なんともいいタイミングで隣りの大きな松の木に飛び移って、そのままどこかへ行ってしまった。少し、その姿を探してみたけれど、もう見あたらなかった。

フクフクのリス。何を食べて生きているのだろう?こんなに寒くても、元気そうだったけど。この辺は、野生のリスがふつうに暮らしている。時々ひょいと、現れる。

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2005年2月7日 くもり 一瞬晴れたけど

外間さんからロイズのポテトチップチョコレートが送られてきました。賞味期限が今日までだったと気づいて、送ってくれると昨日電話をもらっていた。

何が届くのか知らなかったので、開けてびっくり&懐かし、うれし。前に、サンフランシスコでこのタイプのお菓子をみつけておみやげに買って帰り、盛り上がったものだったから。

その時のは、全体にチョコレートがコーティングされていたけれど、今日のは片面だけついていて、塩味がきいてさっぱりしている。北海道のお菓子だけど、サンフランシスコを思い出す味。お天気が良かったことや、アイリッシュの人たちが日曜日の朝仮装して、街を駆け抜けてった姿が浮かぶ。そしてよくしてくれたみんなのこと。

cafe mimoの準備をしながら、一息のおともに、時々つまみつつ。

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2005年2月6日 晴れ

久しぶりに由子ちゃん達とごはんを食べる。横浜でイタリアン。よく食べ、そしてよく話した!みんなおいしかったけれども、前菜の盛り合わせがゴージャスで。それぞれのペースで、ゆっくり”サーモンが、おいしい!”と誰かがいえば、”あぁ、ほんとおいしいー”とか、カリフラワーのクリームソースで和えたものなんかは”カリフラワーって、あんまり買わない”とかもう、そんな話も延々と続いてゆく。紋甲イカとイカスミのリゾットもおいしかった。
おいしいものの話から、絵の話し、本のこと歌のこと、マギー司郎さんのテレビや、養老先生の文章のこと。。。ずーっと、しゃべりっぱなし。楽しかったなー。日曜日らしい、夕食。あっという間の横浜ディナーでした。

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2005年1月31日 晴れ

いろいろな五線譜を、買う。葉っぱの絵のついた、小さなノート型のも。懐かしいような赤い色の表紙は、かわいくて和めるけれど値段はかわいくない。”高いなー”と思いつつも、ついなんとなく買ってしまう。こういう物って、選ぶだけでもけっこう時間がかかる。

夜、シャクティのコンサートに行く。東京オペラ・シティは、天井に三角の窓がついていて夜空をちょっとだけ見ながら、音を楽しめる。ついつい上のほうを眺めながら、聞き入っていた。ザキール・フセインのタブラの音が、抜けがよくてとてもとてもきれいな音。”ポーン!”と鳴るたびに空まで飛ぶような心地良さだった。70年代から活躍してるのに、年齢不詳のかんじ。軽くてハッピーだ。もう一人のパーカッションの人は、元のメンバーの息子さんだそうで、脈々と受け継がれてゆくインド音楽の確かな流れを見た。メンバー5人、サリーを身にまとって、床に座って演奏するくつろぎムードだけれど、めくるめくリズムと音のシャワーは圧巻だった。

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2005年1月27日 くもり

大事にしている万年筆を落として、インクを入れる中身のところがこなごなに割れてしまう夢を見た。ありえないけれども、その中身は透明なガラスでできていたので万年筆をあけてみたら、キラキラと、砂のようなガラスのかけらが出てきた。

その時のかんじが、読み終えたばかりの”ダ・ヴィンチ・コード”の空気感とおんなじで。ストーリーの鍵となる、キー・ストーンの入ったクリプテックスが割れる場面を思い出した。

違うかたちで、夢にまで出てきた小説。引きつけられる圧倒的なおもしろさ。強い読後感。。。


サン・トワ・マミーというバラの花を買いました。

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2005年1月21日 晴れ

お相撲を見に、国技館へ。今日は13日目。1月場所を見るというのは、年の始まりに縁起がいいかんじ。

大相撲カレンダーをもらうために行列ができていたり、お茶屋さんでチケットを渡して、枡席まで案内してもらってゆくうちにお祭りムードはどんどん盛り上がってゆく。

きれいにお化粧して、着物をバシッと着た貫禄のお姉さんがいたり、相撲に詳しいおじさんが、おちょこ片手に饒舌になってたり、グデングデンになって、力士が変わるたび何か叫んでいる人や、きっと80代と思われるなで肩の小柄なおばあさんが、シックな着物で家族と来ていたり、売店の前で若い男性グループが、おみやげを決めかねてはしゃいでいたり、なんか、楽しい。

大好きな栃東が勝って、大関復活まであと一勝になった。ヤッタ!すごく落ち着いていて、どっしりとした印象。若手の白鵬と琴欧州の相撲はおもしろい!高見盛は、花道から出てきて帰ってゆくまでお客さんを湧かせていた。朝青龍はピカピカしていてまぶしかった。そして、すごく強かった。

相撲熱、再燃!

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2005年1月17日 晴れ

夕焼けがとてもきれいだった。波打ち際を歩く。

どんどん歩いてゆくと前方におじさんが一人、買い物の帰りなのかスーパーの白いビニール袋を下げたまま、夕陽をじっと見ていた。

そのまま、歩き続けているとどこからともなく歌声が。あまりに朗々としていて、そこで歌われるのがあたりまえ、というようなしっかりした声にびっくりしてあたりを見回してみた。フレーズの切れ際にしっかりとしたビブラート。その強い響きを耳で追ってゆくと、その先におじさんの姿が。夕陽を見ながら、歌っていたのだ。見ているだけじゃなかったのだ。

きっぱりとした歌だった。

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2005年1月14日 晴れ

かなり長いこと、時間をかけて作ってきた新しいホームページが、とうとうできあがりました。紆余曲折ありながらもみんなで“あーでもない、こーでもない”と作り上げていくのはとても楽しいものでした。きっとその楽しさが、見てくださる方に伝わるのではないかと思います。とにかく、見やすく、わかりやすく、すっきりと隙間のあるページ作りを心掛けました。クリアな視点で軽快にデザインを進めてくれた杉岡至美さん、そして微妙なニュアンスまでくみ取ってくれたtechnical coordinationの安部隆雄さんに感謝します。どうもありがとう。

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2005年1月2日 晴れ

あけましておめでとうございます

新しい年、いかがお過ごしですか?私は、あの大雪が降った大晦日は、昨年の歌い納めとなる、ラジオのスタジオ・ライブで生放送でたっぷり歌わせていただきました。久々に年末のギリギリまでライブ・モードである意味とても新鮮な心持ちで、年末年始を迎えました。

今日、神社に行くと、池の水面にうっすらと凍っているところを見つけて、ちょっとうれしくなりました。冬の寒さにほっとする、そんな気持ちは初めてかもしれない。いつもの冬が、戻ってきたんだなと。

2005年が、健やかないい年になりますように。

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